ヤマ、ヤミー 白き聖龍の復活に向けて
それではこれから、今回の祈りの会の目的を伝え申し上げます。
今回は地球そのものの大いなる決断から生まれた祈りです。
地球自らが地球を救い、新しい世界へと自らを誘うために、かつての地球の
守護神ヤマとヤミーそして白き聖龍であるケツアルコアトルを呼び出したのです。
ヤマは、この地球の盟主でもありました。
太陽系の盟主である太陽神より、この地球に使わされた神霊の一人です。
皆さんがご存知のサナートクマラとは兄弟の関係にあります。
サナートクマラは、金星に象徴されるエネルギーをこの地球に持ち込みました。
其れは豊かさや癒し、美しさ、統合というエネルギーで、この地球に住む生命達が、
偉大なる宇宙の意思の元に、地球人として統合されていく事が目的でした。
しかしヤマの目的は、この地球の現実の世界とスピリチュアルな世界を
しっかりと組立てることが目的でした。
目に見える世界は、すべての存在が、力強い意思を持って生きる世界。
生命力のダイナミズムと多様性にあふれた世界です。
この世界の目的は調和と進歩です。
生命達は多くの経験を積み重ねながら、種として成長し、
この地球に進化のためのダイナミックなパワーを与えます。
スピリチュアルな世界は目には見えませんが生命達の思いや意思が形作られる世界です。
今度地球に生まれてくる時は、どのような目的を持って生まれるのか、
そしてその目的を果たすためには、どうしたらよいのか、
その目的をサポートするためには、どのようなパートナーやティチャーが必要なのか、
そのような計画が作られる場所がスピリチュアル界なのです。
人はこの地上とスピリチュアル界を交互に経験しながら自らの魂を成長させていきます。
ヤマは、この地上の世界と、スピリチュアルな世界を見守り、
人の魂が無事にこの2つの世界を行き来する事ができるように見守っているのです。
ヤミーは、この目的を果たすために、人が作り出したカルマや邪な思いを適切に管理します。
人は様々な体験をとおして成長しますが、時として苦しみや悲しみからも多くのことを学ぶ事もできます。
人は成功する事よりも、失敗する事や挫折する事からより大切な事を学ぶ事もあるのです。
そのために私達にとって不必要と思われる悲しみや苦しみ、怒り等の感情のエネルギーも必要なのです。
ヤミーはそれらの感情やカルマが、過剰にこの世界にあふれ出さないように、
自らのうちにその思いを蓄え、コントロールします。
そしてあまたの龍神たちは、人の世界とスピリチュアル界の間に立って人の魂を守ります。
そしてその魂が、自らの目的のために選んだ人生を送るために必要なサポートを行うのです。
そういう意味においては、龍神はまさに天使達と同じ働きを持つ存在なのです。
今回復活した白き聖龍こそがまさに偉大なるミカエルと呼ばれる存在と同じ存在です。
白き聖龍は古のマヤの文化が、この地球にもたらされたときに文明の原理を司る存在でした。
其れは神々にとって、この地球が新たな成長と進歩のための大いなるチャレンジの
場所として選ばれたときに、成長と進歩のための原則が立てられました。
其れが、「愛と協調による統合」であり「平和」であったのです。
その原理の象徴として、白き聖龍はこの地上にもたらされました。
白き聖龍は、またの名前をケツアルコワトルと呼ばれます。
マヤの時代の王としても知られていますが、基本的には、この地球に人の存在をもたらし、
人々に火と農耕を与えた神としても、また平和の神としても知られます。
まさにケツアルコアトルが行った事は、地球の進化と成長のために、
人をとうして、火(発展)と農耕(協調と統合)をこの地上にもたらしたことです。
ケツアルコアトルによって、すばらしい文明がこの地球に花開く事が
予想されていたのですが、この地上にもたらされていた様々なカルマや
破壊的なエネルギーによって、そのことが成就する事はありませんでした。
神話でも、破壊神との戦いに敗れたケツアルコアトルが東の方向に消えていった事が
記されていますが、これはある意味、ヤミーによって守られていた結界が破られ、
ヤマとヤミーがこの地上から姿を消さざる得なくなった事と同じ事でもあります。
その意味においては、単なる天使としての存在ではない偉大なるミカエルも、おなじです。
偉大なるミカエルも神の意志に基づき、地球が成長、発展するために、人を生み出し、
神の意志と共に生きることを学ばせたのです。
その後ミカエルは、人の心が乱れ、本来の目的から人が離れていった事を憂慮して、
神の意志の元に、天使の軍団を組織しました。
勿論、その中にもミカエルは存在しておりますが、このミカエルは、
偉大なるミカエルの意思を、最も強く引いているものと思われます。
そしてミカエルがこの世にもたらした剣こそがまさに、
この地上における古からの秩序の復活の象徴であります。
この剣は、ヤマとヤミーそして聖龍の祈りによってより強固なものとして機能し始めます。
ヤマ、ヤミー、白き聖龍達がこの地上にもたらす、古からの秩序こそが
ミカエルの剣そのものであり、この地球と人々を、邪な意思から守るための光でもあります。
現在この地上はとても混乱しております。
地球が新しいステージに入ろうとしていますが、この地球をコントロールしようとする意思が
あまりにも強く、地球のエネルギーは憔悴しきっています。
その憔悴は、地球の気象の異常や、人の欲に彩られた様々な事件を引き起こします。
この状態は地球にとっても決して良い状態ではありませんし、
皆さんにとっても、安心して生活できるものでもありません。
そのために、古からの秩序を復活させるためのマスター達の再来がここ訪れたのです。
宇宙の光サイトの目的は、皆さんの心の中にある進化と成長のプログラムを解き放ち、
皆さんの魂とこの宇宙の意識がひとつになるように導いていく事です。
そして、今回のヤマたちの存在は、皆さんが生きていく基本となるこの地球を
より平安な世界に導きます。
そうしなければ、皆さんの魂が統合されるこの宇宙そのものが、変容してしまうのです。
ヤマたちのアチューメントは現在の所成立しません。
皆さんが扱える以上にそのエネルギーは大きいのです。
しかし皆さんが、この祈りの言葉を唱えてくださるならば1人1人の心の中に、
私達の光は満ちてきます。
そして皆さんひとりひとりの心の中に私達は降りてくることができるのです。
2007年8月13日
瀬戸武志
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