私たちの心の中にある感情、それは激しくもあり、優しくもあり、私たちの内なる深い部分から沸き起こってきます。
女性の心と身体は、月のエネルギーによって支配されているといいます。
ギリシャ神話では月の女神アルテミスは、大神ゼウスの娘、太陽神アポロンの妹とされています。
激しい気性を持ち、狩を好んだ女神ですが、またアテナ同様に純潔を貫いた女神でもあります。
「エメラルド・ムーン アルテミス」は、私たちの感情の変化を穏やかに保ち内的な静けさを、そこにもたらします。
感情が、私たちの心の中を吹き荒れる時、私たちは自分自身を見失い、理性的ではない言動を取ってしまいます。
そのような時、自分自身の内なる静けさを取り戻し、静謐なる魂の空間に、
私たち自身を連れ戻してくれるのが「エメラルド・ムーン アルテミス」の役割です。
そして、アルテミスはよく箒をもった姿で現れてくるようです。
心の中にたまったいろいろな感情やエネルギーのお掃除を、あなたと一緒にしてくれるようです。
刺激や情報が過剰になり、常に緊張した時間を過ごしている私たちにとって、
おだやかな月の光に包まれることは、なにものにも変えがたい安息を与えてくれます。
そして、静かに眠りに入る時、「エメラルド・ムーン アルテミス」は、私たちの夢の中で、
私たちの心の緊張を癒し、内的な「美」についてのサポートをおこなってくれます。
「エメラルド・ムーン アルテミス」は、人によりその役割を自在に変化させます。
それはあたかも月そのものが、新月から上弦の月、満月から下弦の月に移り変わり、そしてまた新月に戻るように、
月はその時ごとに相を変え、エネルギーを変化させます。
私たちも生きて生活している以上同じように、その時ごとにエネルギーを変化させていきます。
「エメラルド・ムーン アルテミス」は、その時の状態や変化によって、必要な光をもたらしてくれるようです。
【エメラルド・ムーン アルテミスの祈りの言葉】
「美しき月の光「エメラルド・ムーン アルテミス」よ、
あなたの偉大なる働きに感謝いたします。
あなたのその静けき光は、私達に平安をもたらし静謐なる魂の空間へと導きます。
どうか私たちの心をあなたの光で照らし、静けさと安らぎで満たしてください。
よろしくお願いします。
エメラルド・ムーン エメラルド・ムーン エメラルド・ムーン」
月の女神アルテミスからのメッセージ
神聖な光と魂の働き
おはようございます、心地よい眠りを充分におとりになられたでしょうか。
私アルテミスは、静謐をもたらす月の女神でございます。この静謐と言う意味は、心も身体もそして魂
も、充分に統合され静けさと平安に満ちた状態である事を指し示す言葉であります。
私アルテミスは、あなた方の魂の起源となった存在の一つです。
はるか以前この地球に様々な星から多くのスピリット達(光のマスターやフェアリー、女神、天使達)
が、それぞれの特質を携えて訪れました。多くのスピリット達は、いまだ若く可能性に満ちたこの地球
に、より豊かな資質をもたらすために呼ばれた存在でありました。
そのような中、私達は、静けき月の女神として迎えられました。実際は、皆様が見ている現実的な月か
ら来たわけではありませんが、私達の波動をあらわすのに、青白い波動を持ち人々の心を安らがせる働
きを持った「月」が象徴として用いられているのです。
そして皆様方人間の魂も、皆様方がこの地上に生み出される時に、そのようなスピリット達からもたら
されたおおくの波動と資質(ギフト)によって構成されました。
その中でも私アルテミスは、「魂が常に宇宙から送られる神聖な光を受け取り、魂自らの働きを行う」
という資質(ギフト)を送らせて頂きました。
私達の本来の目的は、皆様の魂の神聖な働きを助け、常に偉大なる宇宙からもたらされる神聖な光をあ
なたの魂に満たす事であります。
私達は、あなたの魂が、この次元よりも、さらに高い次元において活動している事を知っています。
私アルテミスが、皆さんの心と身体そして魂に静謐さをもたらすのは、あなたの魂本来の活動、あなた
の魂本来の使命を果たすことを助けるためでございます。
あなたは、日々様々な情報とあなた自らが体験する感情や行動に、とても多くのエネルギーを注いでい
ます、ここ2,3日の間に起こった感情的なトラブルもあれば、あなたの潜在意識に長い間、植え付けら
れて、あなたの行動や思考を陰で操るような奥深い感情もございます。
そして人はそのような感情に基づいて行動を起こすのではありますが、それはあなたの魂にとって、あ
まり意味の無いことも多いようです。
あなたは幾たびもの人生で、同じような感情を何度も味わってきました。その感情から大切な事を学ぶ
ためです。
しかしながら、あなたはその感情にばかりフォーカスして、まるで悲劇の主人公を何度も演じて快感を
味わっている女優のように、何度も何度も悲劇を演じ続け、同じ感情をさらに根深いものにしてしまう
のです。
そのような心に安らぎは訪れません。勿論その魂は、自分の働きに目覚め、自分の使命を果たすことも
出来ないでしょう。
私達がいくら神聖なる光を送ったとしても、その光は、あなたの魂に届きません。
私アルテミスは、その様な悲劇の幕を下ろし、女優として、自分の悲劇を演じ続けるあなたに、ドラマ
の終了をお知らせいたします。そしてあなたが、自分本来の有様にきづいていていただけるように、様
々な形でサポートいたします。
私は、その方が魂本来の目的に気づいていただければ、それで幸いです。
そして魂が持つ聖なる意識に目覚めていただければ、そこからは、あなたの魂本来の力が発揮され、そ
の可能性が開いていく事でしょう。そのときあなたのことをサポートしてくださるのは「観音様」のお
力となります。
負の意識の解放
さて私アルテミスのスピリチュアルレベルでの働きについてさらに語っていきましょう私は、地球以外の
星から、皆様の魂に神聖な光をみたし魂の使命に目覚めていただくために、この地球に訪れた事を先ほど
述べました。
私本来の働きは、この地球のスピリチュアル界を見守り、多くの生命たちが共存協調して本来あるべき場
所で、本来行うべき事をするようにお手伝いする事であります。
この物理次元に存在の根拠を持たないスピリットたちは、同じ波動や働きを持つもの同士が協調して存在
していますからとても調和の取れた世界がそこには実現しています。
しかしながら、人間のようにこの地球の物理次元にその存在の基盤を置くうもの達は、【エネルギー変換
の法則】と言うシステムの中に存在する事になります。
これは、地球の物理次元に生きている人間達には、とても素晴らしい魂をお持ちの方も多くいらっしゃい
ますが、中には、自分の魂さえも信じることが出来ずに、その魂の働きを否定なさる方も多いようです。
しかしながら、皆さんがこの地上に存在している事によって、そのような偉大なる魂を持つ人も、働きを
失った魂を持つ人も一様に出会える機会に恵まれます。
この物理次元では、スピリチュアル界のように、同じ波動を持つもの同士しか出会えないという【類似の
法則】は適用されません。
そのために、より高貴な魂に触れる事により、働きの停滞した魂も大きく影響を受け、自らの魂を活性化
させ、より高次のエネルギーに満たされるようになると言う事が起こってきます。
過去何世代かにわたって、過去生から持ち越した感情の重みやトラウマによって、自分の人生がうまくい
っていなかったとしても、素晴らしい魂の持ち主に出会えた、その一瞬で、長い間持ち越してきたエネル
ギーが解放され、その方の人生が劇的に変化する事もあるのです。
時折地球と人間社会の大きな変革期になりますと、偉大なマスター達がその身を人間にかえて、この地上
に降り立ち、多くの方の魂を導き、苦しみや悲しみそして迷いからその魂を解放するという事が起こります。
過去のイエス様、仏陀様がそうでした。
勿論光のマスター達は、イエス様や仏陀様ほどではないにしろ、頻繁にこの地上に偉大なるマスターを送り
こみ、地上に住む人たちを導き、魂をその苦しみや悲しみ迷いから解放してまいりました。
これは偉大なる宇宙の意識によってもたらされた奇跡であり慈悲であります。
人は常に自分のより高次な存在に導かれるようにして、多くの人と出会い、自分魂の重みを解放してくれる
機会を与えられます。
しかしながら、私がここで皆さんにお伝えしなければならないことは、いくら素晴らしい人が、目の前に現
われたとしても、皆さんの魂が、自分の魂の重さを開放することに同意しなければ、解放は起こり得ないと
いうことです。そのことを良く【明け渡す】と言う言葉で表現いたします。
つまり自分の意識を手放すと言う事です。
もしあなたが、自分のエゴや自分の過去にとらわれ、自分の魂を省みる事がなければ、何もそこに生まれま
せん。
大いなる宇宙の意識が働いていたとしても、宇宙の意識はあなた個人の意識を尊重いたします。
あなたの意識が変わることを望まなければ、誰もあなたを変える事はできないのです。
しかしながら、あなたが自分の心や魂にあふれている重さ(ネガティブな感情や思い)を不要だからと投げ
捨て、自分の魂に自分の全てをゆだねる事が出来たとしたら、あなたの魂は、宇宙の大いなる意識と一つに
なり、神聖で愛にあふれた光で満ち溢れてきます。
あなたの魂はその汚れを落とし、再び自らの魂の輝きを取り戻すことでしょう。
私アルテミスは、あなたの魂の求めに応じて、この「エネルギー変換の法則」を用います。
つきが新月から満月に移り変わるように、同じ一つの魂であっても、その魂にどれほどの光が当たるかによ
って、その魂の相も輝きも全く変わってくるのです。
私は、皆さんの魂が満月のように光輝いていただきたいと思います。
神聖なる宇宙の意識から送られた素晴らしい光を全身に受けとめ、まるで照らされた鏡のように自らの魂を
光り輝くものにしていただきたいと思っております。
2006年5月6日 TAKESHI☆34